Printfulのプリント用データにはRGBとCMYKのどちらを使えばよいですか?
Printful製品の場合、最終的なデザインデータはsRGB IEC61966-2.1のカラープロファイルを使用して作成し、アップロードすることをおすすめします。印刷にはインクを使用しますが、現代のプロ向け印刷ワークフローは、sRGBカラープロファイルを埋め込んだRGBデータ向けに最適化されています。これにより、製造中に印刷システムで色変換を行えます。アップロード前にデータをCMYKに変換すると、利用できる色情報が不必要に減り、結果の正確さが損なわれる可能性があります。
RGBとCMYKの違いは何ですか?
RGBは赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の略です。パソコンのモニター、スマートフォン、タブレット、テレビ、デジタルカメラなどの画面に使用されます。RGBは加法混色モデルで、光を加え合わせて色を作ります。たとえば、赤い光と青い光を混ぜると、マゼンタの光になります。
CMYKはシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)、キー(Key)/ブラック(Black)の略です。主に印刷に使用されます。CMYKは減法混色モデルで、物理的な表面にインクや顔料を重ねて色を作ります。たとえば、赤と青の絵の具やインクを混ぜると、通常は明るいマゼンタではなく、暗い紫色や濁った色になります。
画面とプリンターでは色の作り方が異なるため、再現できる色の範囲である色域も異なります。RGBは従来のCMYKより色域が広く、画面では表示できてもインクでは正確に再現できない、明るいネオンカラーや彩度の高いRGBカラーがあります。
PrintfulではRGBとCMYKのどちらを使えばよいですか?
最終的なデザインデータには、sRGB IEC61966-2.1のカラープロファイルを使用してください。
Printfulの印刷システムは、sRGB色空間で作成されたデザインを扱えるように特別に最適化されています。印刷自体にはインクを使用しますが、当社のシステムは標準化されたsRGBデータを受け取り、可能な限り正確に製造用へ変換できるように設計されています。
そのため、最終的なデザインデータはsRGB IEC61966-2.1で作成および書き出し、CMYKは印刷時に特定の色がどのように見えるかを確認するプレビューのみに使用することをおすすめします。また、Adobe RGBやProPhoto RGBなど、sRGB以外のRGB色空間で作成されたデータは使用しないでください。これらの広色域の色空間を使用すると、予期しない色の変化が起きる可能性があります。
RGB、sRGB、sRGB IEC61966-2.1の違いは何ですか?
これらの用語には関連がありますが、それぞれ意味が異なります。
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RGBは、デジタル画面に使用されるカラーモデルです。
赤、緑、青の光を組み合わせて色を作ります。 -
sRGB は、特定のRGB色空間です。
ほとんどのモニター、ブラウザー、デバイス、デザインソフトで使用される、標準化された色の範囲を定義します。 -
sRGB IEC61966-2.1 は、sRGB色空間に関連付けられたICCカラープロファイルです。
デバイスやソフトウェアに、色を一貫して解釈・表示する方法を伝えます。
ほとんどのデザインソフトではsRGB IEC61966-2.1がすでにデフォルトのプロファイルに設定されているため、通常、手動で変更する必要はありません。ただし、Printfulにアップロードする前に、sRGBプロファイルを埋め込んだ状態でデータが書き出されていることを確認することをおすすめします。
CMYKデータをアップロードしないほうがよいのはなぜですか?
CMYKは印刷時の色の見え方をプレビューするのに役立ちますが、Printfulへの最終アップロード形式としてCMYKデータを使用することはおすすめしません。当社の印刷技法の中には、従来のCMYKの色セット以外のインクを追加で使用し、より広い範囲の色を再現するものがあります。そのため、アップロード前にデザインをCMYKに変換すると、利用できる色情報が不必要に制限され、結果の正確さが損なわれる可能性があります。
最良で予測しやすい結果を得るには、次の手順に従ってください。
- sRGB IEC61966-2.1でデザインを作成する
- CMYKの校正設定ツールは、印刷時に起こりうる色の変化をプレビューする目的にのみ使用する
- 必要に応じて、明るすぎる色や色域外の色を調整する
- 最終的なデザインデータをPNGまたはJPEGとして書き出す
色域外の色とは何ですか?
ある色空間では表示できても、別の色空間では正確に再現できない場合、その色は色域外です。たとえば、明るいRGBネオンカラーの中には、画面には表示できても、インクを使って同じ明るさで印刷できないものがあります。
デザインに色域外の色が含まれている場合、印刷システムはその色を最も近い印刷可能な色に置き換えます。そのため、デジタルデザインと比べて、色が明るさを失ったり、暗く、くすんで見えたり、少し異なる色に見えたりすることがあります。
印刷前に色の変化をプレビューするには、プロ向けデザインソフトの校正ツールを使用できます。
校正ツールで印刷色をプレビューする方法
印刷時のデザインの見え方をプレビューするには、まずシミュレーションする作業用色空間を選択します。その後、ソフト校正を使って、シミュレーションした印刷色を画面上でプレビューできます。
ソフト校正では実際のデータは変更されず、モニター上のプレビューのみが変わります。これにより、最終データを書き出す前に、色が変化したり、くすんで見えたり、印刷可能な色域から外れたりする可能性のある色を確認できます。
推奨設定
デザインソフトで次の設定を使用してください。
- RGB作業用色空間:sRGB IEC61966-2.1
- CMYKプレビュー/校正用色空間:PSO Coated v3
- 最終書き出し:sRGBプロファイルを埋め込んだPNGまたはJPEG
Photoshop:印刷時に起こりうる色の変化をプレビューする
- デザインを開きます。
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Edit → Color Settingsの順に移動し、Working Spacesで次の設定を行います。
- RGBをsRGB IEC61966-2.1に設定します。
- CMYKをPSO Coated v3に設定します。
- Image → Modeの順に移動し、RGB Colorを選択します。
- View → Proof Setupの順に移動し、Working CMYKを選択します。
-
View → Proof Colorsをオンにして、CMYK校正をプレビューします。
- Ctrl+Y:Windowsのショートカット
- Cmd+Y:Macのショートカット
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View → Gamut Warningをオンにして、印刷可能な色の範囲外となる可能性のある色を強調表示します。
- Shift+Ctrl+Y:Windowsのショートカット
- Shift+Cmd+Y:Macのショートカット
- 明るすぎる色、ネオンカラー、彩度の高い色を手動で調整します。
- 最終的なデザインデータをsRGB IEC61966-2.1のPNGまたはJPEGとして書き出します。
Illustrator:色の変化をプレビューし、個々の色を確認する
- デザインを開きます。
-
Edit → Color Settingsの順に移動し、Working Spacesで次の設定を行います。
- RGBをsRGB IEC61966-2.1に設定します。
- CMYKをPSO Coated v3に設定します。
- File → Document Color Modeの順に移動し、RGB Colorを選択します。
- View → Proof Setupの順に移動し、Working CMYKを選択します。
- View → Proof Colorsを使用して、色の変化をプレビューします。
- 重要な色を選択し、ColorパネルまたはColor Pickerで色域外の警告が表示されていないか確認します。
- 色域外の場合は、彩度を下げ、印刷時の見た目に近い色になるよう手動で調整します。
最終的なアートワークをsRGB IEC61966-2.1で書き出します。
Illustratorでは、色域外のRGBカラーに対してColorパネルまたはColor Pickerに警告の三角形が表示されることがあります。また、その色は最も近いCMYKの色に変換される場合があります。
よくある質問
PrintfulではRGBとCMYKのどちらを使えばよいですか?
Printfulにアップロードする最終的なデザインデータにはsRGB IEC61966-2.1を使用してください。CMYKは、印刷時に色がどのように変化するかをプレビューする目的にのみ使用してください。
印刷した色は画面上の色と完全に一致しますか?
完全には一致しません。画面では光を使いますが、印刷製品では物理的な素材にインクを使用します。明るいRGBカラー、製品の素材、生地の混紡、衣類の色、白いアンダーベースは、いずれも最終的な仕上がりに影響します。
ネオンカラーはどのように扱えばよいですか?
校正設定でプレビューし、手動で調整してください。RGBのネオンカラーは、印刷で正確に再現できる色がないことが多いため、画面で見るよりもくすんだり暗くなったりする場合があります。
色を正確に再現するには、どうするのが最適ですか?
sRGB IEC61966-2.1でデザインを作成し、CMYKの校正設定で印刷時に起こりうる色の変化をプレビューして、色域外の色を調整します。次に、sRGBのPNGまたはJPEGとして書き出してPrintfulにアップロードし、販売を始める前にサンプルを注文してください。カスタムのカラースウォッチを作成して複数の色をテストすることもできます。例については、こちらのYouTube動画をご覧ください。
オンラインのRGBからCMYKへの変換ツールを使えば、色が正しく印刷されるか確認できますか?
確実ではありません。オンラインのRGBからCMYKへの変換ツールは、数値上で最も近いCMYKカラーを見つけるだけです。結果もRGB画面上に表示されるため、印刷したときに実際にどのように見えるかはシミュレーションできません。代わりに、プロ向けデザインソフトの校正ツールを使って、印刷時に起こりうる色の変化をより現実的にプレビューしてください。